NSR250Rに
チャンバーを装着して以来
特にこれまでセッティングは
していませんでした。

しかしながら
ちょっとガソリン濃いかな~?
という感じがしていたので、
今回はちょっと
セッティングしてみることに
しました。

なぜ濃いと判断したか?

バイクでも車でも
2ストでも4ストでも
吸排気パーツを変更すると
基本的には空燃比、
つまり空気と燃料の比率を
変更させる必要があります。

厳密に言うと気温の変化でも
空気の酸素量が変化するので
セッティングは変わります。

しかし、
これをヘタにやってしまうと
バランスが崩れて逆に
パワーダウンしてしまいます。

特にNSRの場合、
ほとんどのチャンバーが
ノーセッティングで
ある程度パワーが出るように
なったものが多く、
私が購入した中古チャンバーも
ノーセッティングで
確実にパワーアップを
果たしました。

ではなぜ?
ガソリンが濃いと感じたか?

ひとつは暖気後のカブりが
ひどかったこと。

そして、
オイル飛散が
ひどかったことです。

 

オイル飛散は
走り方とか
オイルポンプの調整とか
オイルの種類とか
色々原因がありますが
全て調整、確認した上で

オイルが燃え切らない

燃焼温度が低い

燃料が濃い

と判断しました。

 

定番パーツ ターボフィルター装着

で、ガソリンが濃いとは言っても
ちょっと濃いかな?
というレベルだったので
メインジェットをいじるほどでは
ないだろうと思いました。

そこで登場するのが
NSR乗りの間では定番のパーツ
デイトナ ターボフィルターです。

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箱にも書いてある通り、
ノーマルエアフィルターと
交換するだけ。

同梱の説明書によると、
NSR250Rはノーセッティングです。

ノーマルのエアフィルターを
取り出して、

 

ターボフィルターに
交換しました。

ターボフィルターは
2層構造になっていて
黄色いスポンジは荒めに
なっています。
なので、
少なくとも空気の比率は
上がります。

で、テスト走行した結果、

今度は全開域で薄い。

 

プラグ焼け色はひとつの目安

判断基準として
よく言われるのが
プラグの焼け色です。

プラグ中心の絶縁体が
黒っぽかったらガソリンが濃い。
茶色っぽかったら丁度良い。
白っぽかったら薄い。
と言われていますが

経験上2ストの場合
焼け色だけでの
判断は難しいです。

たいがいは
オイルで黒いですw

ひとつの目安として
使いますが
あくまで判断の基準は

アクセルを開けた時の
反応と体感です。
低回転から全開にして
回転が上がってくるかどうか?
アクセル開度に対して
パワー感が連動して
ついてくるかどうか?

こういったことが
いちばんの判断材料だと
私は考えています。

まぁ、
燃調の判断もオイル同様
宗教化しているので
人によって大きく違いますw
これは個人的な意見です。

今回はアクセル全開で
息苦しくなり、
パワー感がなくなったので
まず燃調は合っていない。

ここで難しいのが
パワー感がないというだけでは
濃いか薄いかは判断できません。

ただ今回は
ターボフィルターで
空気流入量が増えているのは
確実だったので、
今回は薄くなっている
と判断しました。

で、ここでプラグを確認。

これが下バンク
右側、2番キャブ側です。

 

こっちが上バンク
左側、1キャブ側です。

写真だとわかりにくいですが
下バンクよりも白っぽく
中心電極が減っています。

 

ということは
下バンクに比べて
上バンクが薄い。

V型エンジンのNSR250Rは
左右でキャブセッティングが
異なることは
珍しくありません。
MC28の場合でも
元々メインジェットの番手は
同じですが、
パワージェットの
番手が違います。

今回はターボフィルターの
装着前後の状況から考えて、

ターボフィルターを
ポンづけ時は
右側、2番キャブ側が
カブりがとれて
丁度良くなった。

上側バンク、1番キャブの
ガソリン濃度は薄くなりすぎた。

私はこう判断しました。

 

キャブレター取り外し

まずはガソリンタンクを
取り外します。

そこで、
いつも置き場所に困るのが
ガソリンタンクです。

不安定な上に
底面にはガソリンコックが
付いていて、
そのままゴロンとはいきません。
いつもは木材やらジャッキやらで
不安定ながら置いていました。

そこで登場するのが
コレです!
ホームセンターで
¥500ぐらいだった
木製の踏み台

 

これをひっくり返して・・・

 

ホイッと乗せただけで
めっちゃ安定しています!

 

ガソリンコックも
うまく逃げてますね~

 

タンクを外したら、
エアクリーナー、
キャブレターと外していきます。

 

アクセルワイヤーと
オイルポンプのワイヤーを
取り外します。

 

チョークワイヤーも外して
アイドリングスクリューを
ブラケットから外します。

 

そして、
エアーソレノイドに
つながるホースや
オイルポンプのホースも
も外していきます。

 

スロットルポジションの
カプラーも外します。

 

キャブを外したら
ゴミが入らないように
詰め物をしておきましょう。

 

オイルポンプからのホースは
透明の物に変更しました。
エアかみの発見がしやすいです。

 

メインジェット交換

メインジェットを交換します。
MC28の標準は左右#140

左側、1キャブ側を
ひとつ大きい#142に
変更します。

 

真ん中の
いちばん飛び出ているのが
メインジェットです。

締めすぎてもダメですが
ユルすぎると
振動で外れることがあります。
(経験ありw)

ナメてしまわない程度に
しっかり締めましょう。

 

オイルポンプのエア抜きとワイヤー調整

キャブを取り付けて、
アクセルワイヤーの
張りを調整すると
オイルポンプの開度調整も
必要です。

キャブを取り付けて
オイルポンプの
エア抜きをします。

20~50:1の比率で
混合ガソリンを作り
エンジンをかけます。

 

オイルポンプを指で動かして
全開状態にします。

このまま数分
アイドリングを中心に
エンジンを回して
エア抜きをします。

 

アクセル開度50%の位置と
オイルポンプの調整位置を併せます。

 

プラグも新品交換

中心電極が減っていたので
プラグは新品に交換。

NSRの指定プラグは
BR8ECM
BR9ECM
BR10ECM

プラグの熱価を変更するだけでも
セッティングは変わってきますので
同じ熱価のBR9ECMに
しました。

あと、
プラチナプラグは経験上、
2ストにつけると相性が悪く
プラグが壊れやすい(リークする)
ので普通のヤツを使います。

 

セッティングの結果

今のところバッチリです。

どのアクセル開度、回転域でも
パワー感があります。

カブりも最小限となり、
オイル飛散もサイレンサー出口から
垂れるほどではなくなりました。

ひとつの事例として
参考にしてみてください。