チャンバーを装着したところ
アンダーカウルが
チャンバーと接触しまいました。

ドッグファイトチャンバーも
この部分は接触するので
同様の加工が必要みたいです。

目次

中古カウルを加工しよう

対策としては
アンダーカウルを取っ払うか、
切ったりして
加工するかのどちらかに
なると思います。

しかし、
今や貴重になったNSRのカウルを
切ってしまうのは
もったいないですよね?

そこで、
安いスペアのアンダーカウルが
ないかヤフオクで探してみました。

ヤフオクで
NSRの中古カウルを探してみると、
キレイな物は結構な価格が
ついています。

また、
転倒傷がついたものであっても
希少価値のせいか、
一般的な車種の物よりは
割高に感じるものが多いです。

しかし、
右アンダーカウルの下部分だけは
需要が少ないのか
安く落札できる物が
いくつか見つかりました。

今回は¥1200でゲット。

送料を入れても割安感がありました。

 

私のNSR250RはMC28型ですが、
今回は
どちらにしろ加工する予定だったので、
落札したものはMC21型用です。

MC28用と比べると
ほとんど一緒です。

ダクトのクランクケースが
あたる部分に
穴が開けられている以外、
パッと見は同じものに見えます。

実際穴の位置や、
ツメの位置も同じで、
流用はとても簡単そうです。

 

まずはカウルを補修

今回手に入れtたカウルは
値段なりに割れたり、
欠けたりしている部分が
あります。

 

バイクのカウルは
接着剤で補修しても
振動ですぐに
また割れてしまいます。

そこで使用するのが
プラリペアです。

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プラリペアで接着すると
非常に硬く、
頑丈に補修することができます。

粉末と液体を
硬化させるものなので、
型をつくれば部品の複製もできます。

型取りくんという商品が
ありましたが
お値段が微妙に高いなぁと感じて、
ふと思い出したのが
今、ネットで流行りの
100均グッズ『おゆまる』です。

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ダイソーの『おゆまる』で型取り

お湯で柔らかくなって、
冷えればゴムの様な固さになる
樹脂粘土『おゆまる』は
100均なら基本どこでも
置いてあるようです。

私はダイソーで購入しました。

売り場もその使用用途の広さから
「何売り場で売っているかわからない」
という方も多いようです。

今回いったダイソーでは
文房具売り場の
折り紙や粘土と
一緒に置いてありました。

 

おゆまるとは名前の違う
同等品もありましたが、
微妙に量が少なく見えたので
今回はおゆまるの方にしました。

アルミテープも発見。

ホームセンターだと
1000円くらいするものなので、
品質は期待は出来ませんが
購入しました。

 

今回は複製したい部分が大きいので
おゆまるを2つ買いました。

合計¥324なり

 

あと、
プラリペアの代用品も
以前は女性の付け爪用として
アクリルパウダー、アクリルリキッド
という100均商品が
あったそうなのですが、
店員さんに確認したところ
現在は取り扱いしていないとの事。

 

家に戻って
早速おゆまるで型取りします。

まず、おゆまるに熱湯をかけます。

ホットガンなどであぶっても
良いらしいのですが、
熱くなりすぎるのと、
表面ばかり熱くなって
均一に熱を入れるのは
難しそうです。

 

熱いので、
割りばしで拾い上げます。

 

キッチンペーパー等、
繊維がつきにくい物で
水を拭き取ります。

 

さわれる温度になったら、
こねます。

色が混ざって
変な色になりましたw

 

型取りしたい部分に
押し当てていきましょう。

 

冷める過程で
少し広がったりもするので
テープで補強しました。

 

型の完成です。

ココにプラリペアを
流し込んでいけば良いのですが、
今回は面積が大きいので
部分的にABS樹脂を
使いたいと思います。

なので、
プラリペア工程に入る前に
カウルカットをしていきます。

 

カウルカットは刃物より半田ごて

カウルをカットするには
糸ノコやカッターナイフ、
電気サンダー等
色々な方法があると思いますが、
私は半田ごてを
いつも使っています。

複雑な形状をカットする時は
これが一番キレイに、
簡単にカットできます。

クランクケース部分から
カットしていきます。

穴をいっぱい開けていくように
溶かします。

 

穴をあけていくと、
手でもげるぐらいになります。

硬いときは
ニッパーで切りましょう。

弱い部分に力がいくため、
思わぬところへ亀裂が入ったり
することはありません。

 

後はやすりで整えていきます。

焼けた部分は
もろくなっているので、
簡単に整います。

 

チャンバーが当たる部分も
マーカーでラインを引いて、
半田ごてで穴をあけていきます。

 

切れました。

 

整えて、仮当てします。
イイ感じです。

 

切り取ったカウルを骨に利用

チャンバー部分で切り取った
カウルのかけらを骨にして
型へプラリペアを入れます。

公式ページでいうところの
『ふりかけ法』
で成型しました。

プラリペアの基本的な使い方

 

こんなカンジに仕上がりました。
問題なしです。

 

アルミテープを利用してヒビ補修

ヒビの部分は表面に100均で買った
アルミテープを張って
裏からプラリペアで補修します。

通常のアルミテープより
かなり薄いですが、
安いのでこういう時にも
気軽に使えます。

 

コケ傷も紙やすりで少し磨けば結構とれました。

 

後日エアサンダーで
磨きなおすと

 

この通り。

 

チャンバーカット部分を
微調整しつつ完成です。

しかしこのままでは
違う年式、色なので
違和感アリアリです。

NSR250Rの中古カウルを補修その2
に続く