ウェビックのセールで
TYGA製バックステップが
特価だったのでポチりました。

バックステップは問題なく
取り付けできましたが、
リアブレーキに異常を発見しました。

※ブレーキは命に関わる重要な部品です。
少しでも不安のある方は
整備士のいるバイクショップへ
作業を依頼してください。

マスターシリンダーに異常発見

バックステップの取り付けが終わり、
ニヤニヤしながら
ペダルの角度を調整します。

マスターシリンダーの
プッシュロッドについた調整ネジを
回して角度を調整するのですが、

これを調整する時に
少しダストブーツを持ち上げます。

そのダストブーツを
少しめくったその時、

「ブチュッ」

という音と共に
液体が出てきました。

どう考えてもブレーキフルードです
( ;´Д`)

 

マスターシリンダーをオーバーホールしよう

当然、ダストブーツは
漏れてくるブレーキフルードを
受け止めるものではありません。

砂や細かいゴミの侵入を
防ぐ為のものです。

というわけで、
マスターシリンダー内部の
ゴム部品が劣化して
ブレーキフルードが
滲みでて来ていると判断し、
部品交換をすることにしました。

早速パーツリストを見て
部品発注です。

 

マスターシリンダーピストンセット
純正品番
43520-MB2-305

プッシュロッド
純正品番
43530-KV3-701

Oリング
純正品番
91212-422-006

ビス3本
純正品番
93893-04012-17
96600-06018-00(2本)

全部で¥5,000ほどでした。

ついでなので
新品にできるところは
新品にしようと思いましたが
マスターカップの
ジョイントは欠品していました。

マスターシリンダーピストンセットは
このパーツを
あらかじめ組み込んでおきます。

ブレーキフルードを塗って
組み込みましょう。

硬い時は
ドライヤーなどで
少し温めると良いです。

 

組み付けたら、
マスターシリンダーを
車体から外します。

マスターカップから
ブレーキフルードを注射器などで
吸い出しておき、

バンジョーボルトを緩める時は
濡れたタオルなどで
飛び散りを防いでおきましょう。

 

まずはダストブーツをとります。

交換するので
ラジオペンチとかで
引っぱればよいです。

 

けっこうブレーキフルードが
溜まっていました・・・
こっわー

 

次にスナップリングという
Cリングを抜くのですが、
スナップリングプライヤーという
工具が必要です。

めったに使う道具ではないので
アストロツールで一番安くて
汎用性のたかそうなやつを
買って来ましたが・・・

ぐにゃぐにゃして
力が入りにくくて
使いにくかったですw

 

今回はワッシャーをかまして
グラつきを抑え、
なんとか使えました

 

別に高いものではないので
普通のを買いましょうw

スナップリングをとると
中身が取り出せます。

 

水とワイヤーブラシを使って
ゴシゴシ洗いました。

あとでしっかり乾燥させましょう。

 

きらーん!

 

スナップリングの溝は
爪楊枝でほじりました

 

きらーん!

 

水分をしっかり飛ばしたら
ピストンを組み付けていきます。

パーツリストと
外した時の写真を参考にして
同じようにします。

ブレーキフルードを
塗っておきましょう。

 

スナップリングを入れて、
ダストブーツをつけます

 

カップジョイント部分の
Oリング交換も
忘れずにやっておきましょう

 

たまたまキレイな
バンジョーボルトがあったので、
交換します。

クラッシュワッシャーも
新品を使いましょう。

 

おー!見た目もかなり
キレイになりました!

 

ブレーキラインのエア抜き

一番オーソドックスな方法を
とりました

あたりが出るまでブレーキを操作し
ブレーキをかけながら
キャリパー側の
ブリーザーバルブを開けて
エアを抜いていきます。

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ある程度あたりが出たら
バンジョーからも
エア抜きしておきます。

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完成です。
新品のバックステップも相まって
気持ちが良いですね。

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