今回はぼちぼち減ってきたな~
と感じていた
フロントブレーキディスクを
交換しようと作業をはじめたら
ホイールベアリングも
寿命が来ていたので交換しました。

 

フロントブレーキディスクの取り外し

ブレーキディスクの寿命は
ブレーキディスクにも
刻印されています。

厚みが3.5mmより薄くなると
寿命です。

 

はい、アウト。

 

純正ブレーキディスクは廃版なので
社外品を手配したいところですが
中国製の格安品は信用できないですし
国産のサンスター製は
なかなかのお値段です。

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というわけで程度の良さそうな
中古ディスクを某オクで落札。

 

厚みは3.9mmでOK。
新品は4.0mmらしいので
なかなか程度良好ではないでしょうか?

 

ブレーキディスクの交換

というわけでフロントホイールを外して
ディスクを交換します。

リアタイヤはパンクしたので
ついでに外しました。

 

ボルトを外せばディスクが外れます。

 

ボルトは新品に交換します。

品番は 90105-KV3-851

12本必要です。

マグテックホイール装着の
NSR250R-SPはホイールを貫通させて
ボルトとナットで取り付けられているので
注意しましょう。

 

新品のボルトは
ねじロックが塗布されています。

 

締め付け時のトルクは
2.0kg-mです。

 

外したついでに
ハブ周りをきれいにしておきました。

 

この時にふと目をやると

あれ?ベアリングのボールが
なんで見えてるの??

 

フロントホイールベアリングの交換

フロントホイールベアリングの
オイルシールを外すと
ベアリング自体のシールもとれて
ボールが丸見えになっていました。
何個かなくなっていて最悪の状態です。

なんで気付かなかったのだろうw

 

ホイールベアリングとシールは
手持ちがあったので
ついでに交換します。

ベアリングの品番は
91054-MN8-741

シールの品番は
91257-KA3-711

 

ベアリングを引っこ抜くには
ベアリングプーラーという
特殊工具が必要です。

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ベアリングの内径によって
アタッチメントを使い分けます。

 

アクスルシャフトのサイズを測ると
20mm

 

アタッチメントのサイズがかぶっています

 

大きい方のアタッチメントは
ベアリング内径ぴったりで挿入時に
ベアリングが崩壊すると嫌なので
まずは小さい方を使いました。

まずはキレイな方で練習。
うまく外れました。

 

しかし、
ダメージの大きい方の
ベアリングで使用したら
アタッチメントが折れました・・・

クレームをつけたら
返金してもらえましたけどね。

 

仕方がないので
大きい方のアタッチメントを
慎重に入れてプーラーを回すと、
無事にベアリングが外れました。

 

ベアリングが崩壊しなくて
良かったです。

 

新しいベアリングには
焼き付き防止のため
モリブデングリスを
アウターレースに塗布します。

 

ホイールの左右で穴の大きさが違います。
後でカラーを挿入しやすいように
大きい方からベアリングを打ち込みます。

 

まずは木材とプラハンで叩いて

 

30mmのソケットを使って
打ち込みました。

奥まで入ると叩く音が変わります。

 

オイルシールには
ラバーグリスを塗布しました。

 

手である程度押し込めます。

 

仕上げにプラハンで叩いておきます。

 

反対のベアリングを入れる前にカラーを忘れずに入れましょう。

 

反対側も同じ要領で
ベアリングとオイルシールを入れて
ブレーキディスクを
取り付けて完成です。

 

気持ちよく走れるようになりました。