やはりMC28型NSR250Rで
一番にカスタムしたいのは
チャンバーでしょう。

マフラーじゃないの? チャンバーとは

チャンバーなんて
今の若い人は「何じゃそれ?」
ってなるでしょう

2ストのバイクは
排気管をマフラーとは言いません。

『チャンバー』と言います。

2サイクルエンジンは
排気ガスを膨脹室で
もう一度シリンダーに送りなおして
燃焼圧、燃焼温度を
上げるようになっています。

なので、
排気管の途中が膨らんでおります。

本来はこの膨らみの部分が
チャンバーなのですが、
一般的には排気管全体を
チャンバーと呼びます。

2サイクルエンジンにとって
このチャンバー部分の形状が
バイクの出力への影響は大きく、
歴代のNSRで
最大の馬力規制が効かされ、
40馬力にキッチリ抑えられている
最大の要因は
チャンバーです。

 

ヤフオクで中古チャンバーをゲット

ホントは新品の
ステンレス製チャンバーが
欲しいところですが、
高価なので
いったん格安の中古チャンバーを
ヤフオクでゲットしました。

メーカーは不明です。

ドッカワカランチャンバーです。

 

転倒したのか
チョットへっこんでます。

 

チャンバーをキレイにしよう

中古チャンバーは
ステンレスじゃない場合
だいたい錆びてます。

なのでまずは
錆びを落とします。

電動工具などで
やるのが良いでしょう。

 

適用に錆びを落としたら

 

耐熱カラースプレーで塗ります。

定番のツヤ消しブラックです。

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塗り上がって
仮組してみました。

カチアゲタイプじゃなくて
カッコ良さそうです。

 

へこみを補修しよう

塗ったものの、
へこみがやっぱり気になるので
補修します。

性能を左右するほどのへこみでは
なさそうなので
耐熱パテで見た目だけです。

まずはせっかく塗った
塗装を剥がしますw

 

今回は『FIREGUM』という
耐熱パテを使用しました。

このパテを使うコツは
時間をかけて
薄く塗りかなさねていくことです。

一気に埋めてしまうのではなく、
最大でも1mmぐらいの厚みで塗ります。

少し盛るごとに
ホットガンやバーナーで
熱をかけて気泡を抜いていきます。

これをやっておかないと
後でパテが浮いてきます。

とにかく根気が大事です。

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カッチカチに乾燥するので
金ヤスリと紙ヤスリの併用で
成型しましょう。

成型できたら塗装です、
耐熱スプレーで塗装しましょう。

キレイに補修できました!

 

チャンバーの部品を取り寄せ

メーカーがわからないものの、
フランジ形状やチャンバーラインが
ドッグファイトチャンバーと
少し似ていたので、
DFRのブログを参考に取り付けました。

NSR DFRチャンバー取付手順|DFRスタッフ日記

フランジのOリングが傷んでいたので
新品に交換したいところです。

 

どうしようかと思いましたが、
楽天で『Oリング総研』
というショップを発見。

耐熱のOリングも扱っていて、
今後も何かと便利そうなお店です。

サイズを測って
新品を手に入れることが出来ました。

バイクや車のエンジンに
よく使われるのは
『バイトン』という素材です。

Oリング総研のカテゴリーで
『4D』とされているものです。

Oリング 4D G-45(4種D G45)桜シールOリング1個

 

ノーマルのガスケットは使用しません。

 

フランジに液体ガスケットを塗って取り付けます。

 

スプリングはキタコで同じ長さの物がありました。

 

RISE ON製 強化チャンバーブッシュ

今回手に入れたチャンバーは
サイレンサー部分を
ステーなどで
固定しないタイプの物でした。

サイレンサーのステーがないと
見た目が非常にレーシーになって
カッコよいのですが、
振動でよくチャンバーが割れます。

割れたチャンバーは
排気漏れを起こして
混合気が薄くなり、
エンジンの焼き付きにも
つながります。

その対策として、
フレーム下のチャンバーブッシュを
強化タイプに変更するのが
有効です。

そこで用意したのが

RISE ON製 強化チャンバーブッシュです。

RISEONはJha(城北ホンダオート)で
工場長兼レース監督を務めた
井場 氏が
代表を務める会社なのです。

RISE ONの製品は
メーカーから直接購入するのが
基本みたいです。

しかし、
どうも少人数で
レース活動の方も忙しいらしく、
メールオーダーしても
返信が来ませんでした・・・

そこで調べてみると
コチラもNSRでは有名なショップ
『 i-factory 』で取り扱いがあって、
ホームページから注文出来ました。

i-FACTORY:パーツ NSR250R用

 

チャンバーブッシュの交換

チャンバーブッシュの交換には
本来専用工具が必要です。

しかし、
工夫すれば専用工具が無くても
交換も可能なので

▼コチラの方のやり方を参考にさせて頂きました。

http://gmw2.web.fc2.com/nsr250r/maint44.htm

※本来のやり方ではありませんので、
やりたい人は
自己責任でやってください。

作業による事故については
何の責任も負いません。

上記ページを参考に
道具を揃えました。

アストロツールで
『薄口』の21mmレンチが
チャンバーブッシュと
ちょうど同じ大きさでした。

他にはM8の長ネジや
ワッシャー、ナット等です。

合計¥657でした。

もう一つ、
受け側のソケットを用意します。

手持ちの27mmレンチが
ぴったりでした。

 

チャンバーを外して、
ステップすぐそばにある
この黒い部分が
チャンバーブッシュです。

 

写真のようにM8の長ネジを
ブッシュにさして、
レンチ等をかけていきます。

ブッシュは内側から
外側へ抜いていきます。

 

私は内側に使用する
薄口21mmレンチの
『ソケット差し込み口側』
をブッシュにあてて、
抜いていきました。

この方がテーパーがかかって
自然に中心が出るからです。

 

そんなに力は必要ありませんでした。

ちょっとでも固いなと感じたり、
違和感がある時は
後戻りして確認しましょう。

無理に力をかけて
アルミフレームを割ってしまうと
取り返しがつきません。

ビビりながらやって、
外れました。

 

反対側はカウルステーが邪魔で
受け側の27mmレンチが
収まらなかったので、
もう一つ大きな32mmレンチと
ナットを足にして
作業しました。

 

次に強化ブッシュを入れます。

ピンの長く出ている方が内側です。

説明書の通り、
外側部分だけを押し込んでいくので、
でっかいワッシャーで
押していきます。

内側は薄口21mmレンチで
ガイドしつつ、
後ろを27mmで支え、
ブッシュを
まっすぐに締めこんでいきました。

 

交換完了です。

反対側も同じ要領で
取り付けました。

 

チャンバーの装着完了です。

 

うーんアンダーカウルが無いと
ノスタルジーな気分に浸れるw

でもこのまま走ると
ライトが揺れまくるし、
アッパーカウルが割れるんですよね~

音も大きすぎずイイ感じ

youtu.be

少し走ってみましたが
パワー感もなかなかでした!

 

MC28はフライホイール交換でパワーアップ

MC28は馬力規制で
40馬力キッチリに
パワーを抑えられている為、
チャンバーを交換しただけでは
本来の力を発揮しないようです。

そこで交換したいのが
『フライホイール』です。

 

フライホイールには
エンジンの回転を安定させる
弾み車の役割があって、
フライホイールの重量を
変更することによって
エンジン特性を変えたりする
チューニングもあるのですが、
今回の目的は
点火タイミングの変更です。
フライホイールには
パルスジェネレータ
という部品と連動して、
スパークプラグで点火させる役目も
担っているのですが、
この点火タイミングを
変更させることによって
エンジンの特性が変化するのです。

 

MC21用フライホイールを流用

MC28のフライホイールを
MC21用に変更することによって
若干ですが進角されて
エンジン特性が変わり、
パワーアップが図れるようです。

TYGAのサイトでのパワーチェックでは
フライホイール交換後、
数馬力パワーアップしています▼

TYGA MC28 パワーアップキット(英語サイト)

いつもの通りヤフオクで
MC21用フライホイールをゲット!

¥1,000でしたw

フライホイールの見分け方は刻印で可能です。

  • MC21:LKZ11
  • MC28:LKZ29

 

NSR250Rフライホイールの外し方・取り付け方

フライホイールの取り外し、
取り付けには
特殊な工具がいくつか必要です。

揃えて作業に取り掛かりましょう。

  • ユニバーサルホルダー
  • フライホイールプーラー
  • トルクレンチ

まずはユニバーサルホルダーを使って
フライホイールが
まわらないようにして
センターのボルトをとります。

外すときはインパクトレンチで
回しても大丈夫です。

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NSR250Rは
本来フライホイールアタッチメント
という小道具が必要みたいですが、
『M8ボルト』で代用できます。

 

プーラーをかけて引っこ抜きます。

フライホイールにかかる
大きい方のネジは
逆ネジなので注意して下さい。

 

外れる時は「バコッ!」
と勢いよく外れるので
注意してください。

 

後は
MC21のフライホイールをはめて、
再びユニバーサルホルダーを使い、
センターボルトを締め付けます。

センターボルトの
締め付けトルクは8.0kg-m

 

フライホイールを交換した感想としては、
パワーが上がったというより、
谷が無くなって扱いやすくなった
という印象が強いです。

 

で、完成!!っと思ったら
チャンバーとアンダーカウルが接触。

カウル加工が必要みたいですね。